日本の温室効果ガス排出量上位企業が占める割合はどれくらいか

環境問題に対応するために、企業が温室効果ガスの排出量を減らすことがとても重要ですが、大企業が多くの割合を占めている印象はあるかと思います。いったいどれくらいの割合を占めているのでしょうか。

サマリ

東洋経済新報社のCSR企業白書2017に載っている温室効果ガス排出量ランキングトップ200とそこに載っていない東京電力を合わせると8.2億トンとなり、日本全体の13.3億トンの67%を占める。発電に伴う排出量が電力会社と利用企業で重複していると考えると、38%程度なのではと思われます。大企業以外の会社の貢献が大きいと考えていいのではないでしょうか。

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食品廃棄・フードロスと地球温暖化にどんな関係があるのか

食品廃棄・フードロスが多いというのは世界で飢えている人がいるのに問題というのは直感的にわかると思うのですが、実は地球温暖化にも影響している問題です。具体的にどれくらい問題で、どの作物、どの国が主要な要因になっているのでしょうか。

サマリ

世界で生産される食料のうち、3分の1が廃棄されています。食品廃棄・フードロスによって排出される温室効果ガスは約33億トンで、一つの国としてみた場合に中国、アメリカについで3番めに多いことになります。作物としては稲などの穀物が最も影響があり、国(地域)としては中国・日本を含めたアジア先進国が一番多い排出量を占めます。

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日本のメタンの発生源はなにか。世界との違いは?

世界全体で見るとメタンの発生源は牛のゲップが多かったですが、日本ではどのような状況なのでしょうか。

サマリ

日本のメタン発生量は2015年で3300万トン、日本が発生する温室効果ガスの中で2.4%程度なのでそんなに多くはないです。その中で割合として最も多いのが稲作で44.4%です。牛のゲップの23.4%などをあわせると農業で75%を占めています。

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世界のメタンの発生源 牛のゲップが主要因なのか

メタンガスは温室効果ガスの中で二酸化炭素に続いて二番目に多いガスなのですが(温室効果ガスの種類とその割合参照)その発生源は何なのでしょうか。牛のゲップが原因と言われていますが実際はどうなのでしょう。

サマリ

世界でのメタンの発生源を見てみると、大枠で見るとエネルギー分野での発生が多いのですが、項目別に見ると家畜(主に牛)の消化管内発酵(ゲップ)がメタンの発生源の24%を占めて一番です。その他、石油や天然ガスからの漏出、固形廃棄物の処理と続きます。

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フロン(HFC)の削減に必須な自然冷媒とは

温暖化の大きな要因であるHFCとはでも書いたとおり、HFCを削減していくことは温暖化解決に向けて重要なので、現状どのような方向で日本が対応していて、その解決策となる自然冷媒というのがどんなものなのか紹介します。

サマリ

HFCの削減の目標を達成するためには、冷蔵庫やエアコンの冷媒としてHFC(フロンガス)ではない二酸化炭素、アンモニア、炭化水素などの自然冷媒を使う以外道はない。イオンやコカコーラなど冷蔵関連では徐々に進んできているが、エアコンではダイキンの動きを見る限りまだ進む気配はあまりしないので、どこが対応するのか期待して見たい所。

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温暖化の大きな要因であるHFCとは

温暖化の要因になる温室効果ガスのHFCが影響力も大きいうえに、かなり削減できる可能性があるものなので、どのようなものなのかを紹介します。

サマリ

HFCはフロンガスの一種で、冷蔵庫やクーラーの冷媒として使われています。オゾン層は破壊しないものの、温室効果が高く、二酸化炭素の数百〜一万倍の影響があり、しっかり対策すれば最も温暖化改善の結果がでる気体とも言われています。また、発生するガスの90%は廃棄時に出るということなので、処分がかなり重要です。2016年のキガリ改正で世界的に削減することをルール決めしたので、これから減らしていく方向で各国が動いていく流れができています。

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Googleは環境問題に対してどんなアプローチをしてるのか

グーグルの環境問題に対しての対策が徹底してやられていて、しかも自社のサービスが他の会社の環境対策へ役立つというアピールの仕方が他の会社にも応用できるやり方だと感じたのでその紹介をします。

グーグルの環境対策の概要

まず、グーグルはもう10年前の2007年からずっとカーボンニュートラルで、2017年には全てが再生可能エネルギーでまかなえるようになるということです。2016年のCO2排出量は2.9mtで、売上高あたりの排出量は5年前に比べて55%も下げています。

カーボンニュートラルとは、自社のCO2排出量をゼロにできない分、他でCO2排出量を削減しているプロジェクトにお金を出すことでその分を買い取り、実質排出量がゼロとなっている状態のことです。

また、自社がカーボンニュートラルであることから、Gmailや Gsuiteを利用し、利用者が自分でサーバーなどを持たなくてよくなれば、利用している会社のIT利用によるCO2発生量も85%削減させることができると言っています。これが環境対策した会社がお客さんにアピールする際に言うべきポイントですよね。

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温室効果ガスの種類とその割合

温室効果ガスといってもいくつか種類があるのですが、具体的にどんな種類があり、どれくらいの発生量なのでしょうか。

世界の温室効果ガスの発生割合

世界全体での温室効果ガスの発生割合としては下図のようになっています。

世界の温室効果ガスの種類と割合

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