プラスチックが今よく話題になっていますが、プラスチックと地球温暖化の関連はあるのでしょうか。プラスチック製造に関わる二酸化炭素排出量について説明します。
素材別排出量
印刷会社が自社の年賀状を止めた話
私は印刷会社を経営しているのですが、来年会社で(個人もですが)年賀状を出すのを止めました。
その背景をお伝えしたいと思います。
年賀状のCO2発生量
チラシの印刷による二酸化炭素排出量はどれくらいかでも参考にした、日本製紙連合会が発表している紙・板紙のライフサイクルにおける CO2排出量と、日本郵便の2018(平成30)年用年賀葉書 当初発行枚数の種類別内訳を参考に年賀状製造時に発生している二酸化炭素量を推計してみます。
排出量マイナスで建築用ブロックができるCarbon8
素材のリサイクルや排出量の少ない素材が重要視されている今、様々な新しい技術が開発されています。廃棄物と二酸化炭素を使って、建築用のブロックを作っているCarbon8について紹介します。
洋服一着あたりの二酸化炭素発生量はどれくらいか
日常生活の中で発生している温室効果ガスの排出量を減らすことも大切です。家庭でやれることというと、どうても電気の利用量を減らすとなってしまいますが、間接的ではあるもののの、必要以上なものは買わないというだけでも環境に貢献できることがあります。そのようなことが伝わるように家庭で購入するもののCO2発生量を紹介していきます。まずは洋服です。買う機会が多い衣料品はどれくらいのCO2発生量なのでしょうか。
チラシの印刷による二酸化炭素排出量はどれくらいか
紙での印刷は環境に負荷をかけているという印象はあるものの、実際にはどれくらいの影響があるのでしょうか。どれくらいの排出量があるのか、発注側の視点として持っておいた方がいいことはどんなことがあるでしょうか。
サマリ
チラシなどの印刷によって発生する二酸化炭素の大部分は紙の製造にかかる分になります。よく使われるA4サイズのコート紙(90kg)という紙の製造で1枚6.53g。印刷が身近になった今、チラシ1,000枚でも2,000枚でも値段は2,000円程度の差で作れますが、環境への負荷は倍であることは発注側として知っておいた方がよさそうです。
段ボールの二酸化炭素排出量はどれくらいか
ネット通販の利用が増えている昨今、家でも毎日のように段ボールのゴミがでているのですが、ふとこの勢いで段ボール利用が増えても環境的に問題ないでしょうか。
サマリ
段ボールの1箱あたりで発生する二酸化炭素の量は概算で1箱あたり200〜300g程度です。日本での1年間の二酸化炭素排出量合計は約685万トン。単純計算で日本全体の温室効果ガス発生量の0.5%程度。段ボールは95%が回収され、90%以上が再利用の紙で作られているため、新たな木の伐採はほとんどなく利用できています。