プラスチックが今よく話題になっていますが、プラスチックと地球温暖化の関連はあるのでしょうか。プラスチック製造に関わる二酸化炭素排出量について説明します。
しっかり知る地球温暖化
地球温暖化問題についてしっかり知りたい人のための情報です。
環境問題に考慮した印刷のために発注者ができること
印刷をするうえで環境に少しでもよいものにしたいが、具体的にどういうことができるのかわからないというお話を聞きますので、整理してみます。
印刷に関わる環境の課題
印刷をするうえで影響が出てくる環境の課題とその対応方法の概要としては下図のようになります。
伐採すること自体が問題ではない?森林伐採と温暖化との関係
森林の伐採の温暖化を中心とした環境問題へ影響について当たり前のようで、分かりづらい部分も多いと感じていたので整理します。
森林の役割
光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を排出します。同様に呼吸によって二酸化炭素を排出します。その差分が炭素として木が成長していきます。
木は原子レベルで見ると、炭素と酸素と水素から主になっていて、炭素は大気中から吸収した二酸化炭素が元になっています。この点から、木は二酸化炭素を固定しているという言い方をしています。
環境問題にはどんな種類があるのか
環境問題といっても色々な種類があるので、どんな問題があり、その関係がどうなっているのかを整理してみます。
環境問題と問題点
環境によらず何であれ問題を解決するときに、実際に何が問題なのかが明確になっていないと間違った方向やあまり効果の無い対応をしてしまうことがあるので、そこを明確にしたいと思います。
ゲイツ氏らのエネルギーVCの注目領域まとめ
ビル・ゲイツ、孫正義、ジェフ・ベゾス、ジャック・マー、リチャード・ブランソン、ジョン・ドーアら著名人が出資するエネルギー関連のVCのブレイクスルー・エナジー・ベンチャーズが実際に投資した会社についてビル・ゲイツやジェフ・ベゾスが投資している再生可能エネルギー関連スタートアップの記事で紹介しました。
それ以外にはどのような領域に注目しているのかを見ると、今後こういった領域でベンチャーが出てくるのだろうなという想像ができるので、ブレイクスルー・エナジーが投資したいと考えている領域についてまとめます。
Breakthrough Energyの投資領域
ビル・ゲイツらが出資するエネルギー関連VCのブレイクスルー・エナジー・ベンチャーズ(以下BEV)が投資しようとしている領域はカテゴリとしては、電気、交通、農業、製造、建物の5つの領域になります。それぞれの内容についてキーワード程度になりますが紹介していきます。
ビル・ゲイツやジェフ・ベゾスが投資している再生可能エネルギー関連スタートアップ
ビル・ゲイツやジェフ・ベゾスが立ち上げたエネルギー関連のVCのBreakthrough Energy Ventures (BEV) が実際に投資した会社について紹介します。
Breakthrough Energy Ventures (BEV)とは
このVCの立ち上げ時の日経のニュース(2016年12月12日)が以下なのですが、誰もが名前は知っているような方ばかりが関わっています。
米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、ソフトバンクグループ社長の孫正義氏ら有力企業の経営者や著名な投資家20人がエネルギー分野に特化した総額10億ドル(約1150億円)超のベンチャーキャピタル(VC)を新たに設立することが11日、明らかになった。地球温暖化対策につながる革新的な技術の研究開発に取り組むベンチャー企業を発掘し、実用化を後押しする。
ゲイツ氏がエネルギーVC ベゾス、馬、孫氏ら出資 :日本経済新聞
その他、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾス、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン、アリババのジャック・マー、【TED動画】伝説の投資家ジョン・ドゥアー、グリーンテックに救済と利益を見い出すでも紹介したジョン・ドゥアーといったところです。
こういう人達がお金を出していることからも、このVCのスタンスは”patient capital.”ということで、20年といった単位で成果がでなくても世界を変えるためには辛抱強く投資をしていく方針です。このVCが実際に投資した会社が出てきたので以下の記事参考にご紹介します。
温暖化対策で効果の大きい解決法ベスト10
地球温暖化の対策として多くの方法がある中で実際に効果が大きいものはどんなものがあるのか、その効果がどれくらいで、やるとしたらどれくらいのコストがかかるのか、温暖化の問題を考えたい人は知りたい人が多いのではないでしょうか。
そんなことを多くの科学者の研究をベースにしてまとめた本があるので、その紹介をします。
産業部門(製造業)での二酸化炭素排出量を減らすためのステップ
日本での産業部門(製造業)での二酸化炭素排出量は全体の28%を占めます。その領域での二酸化炭素排出量を減らすためにはどのような対応を取ればよいでしょうか。
この本の中に体系的に書かれていた内容を中心にご紹介します。
牛のゲップのメタンを減らすことができるのか
前にも世界のメタンの発生源 牛のゲップが主要因なのかの記事で書いた通り、温室効果ガスの中でメタンの発生のうち24%を締めていて、全ての温室効果ガスの発生量の中でも4%程度を占めています。
これを減らすとなると、牛肉の需要量を減らすか、発生するメタンの量を減らすかとなりますが、牛のゲップのメタンを減らす研究はされているようです。
非化石証書とは〜再生可能エネルギーを増やせるのか
企業がCO2排出量がゼロの電気を調達しようとしても、再生可能エネルギーの主流になっている固定価格買取制度(FIT)だとCO2がゼロとは見なせません。
この状態を解決できる可能性がある非化石証書というものが売り出されるため、その内容について紹介します。