Covid-19の感染拡大によって、世界中のあちこちの町がロックダウンされました。イタリアは、世界の先頭を切って国全体が封鎖された経験を持ちます。その間、買い物をするにも長蛇の列に並ぶ必要があったため、いかに食を無駄にしないで食いつなぎ、買い物の回数を減らせるのかとまじめに考えるようになったのです。それはすなわち、平常時にどれだけの食を無駄にしてきたかを反省する材料にもなりました。こうしたことから、食を無駄にしないためのアプリが脚光を浴びています。その一部をご紹介したいと思います。
続きを読む他社事例|自社で活かせる環境情報
地球によいことをしている企業の事例の一覧です。
愛する人に樹木を送り、町の緑地化を進めようというフィレンツェのプロジェクト
イタリアの都市では、大木がそびえる公園を目にすることが多々あります。それは、かつての貴族のお屋敷が現在は一般に公開されていたり、ローマ時代の遺跡と一体化した公園があったりと形態はさまざま。
自然を愛するイタリア人の中でも、特に文化的な分野ではイタリアのほかの地方をよりも意識が高いという認識を持つトスカーナでは、昨年のクリスマスとても素敵なプロジェクトが発信され、大盛況となりました。そのプロジェクトについて、ご紹介したいと思います。
続きを読む今ある技術を使い農業で気候変動の解決を目指すIndego Ag
アグリテックのユニコーン企業であるIndego Agが行っている活動のterraton initiativeが革新的な技術無しでも気候変動を解決できる可能性を持っているので紹介します。
Appleも参加しているWorking Forest Fundとは
アメリカで森林を保護するため活動としてAppleも参加しているWorking Forest Fundについて紹介します。アメリカで森林面積が減ってきている背景なども含めて参考になりました。
アマゾンのパッケージゴミ問題への取り組み
アマゾンで買い物をすると実際の商品の箱にビニールのパッキンが詰めて大きい箱に入ってて、勿体ない気がすると思ったことがある人は多いと思います。その問題に対してアマゾンは何もしてないわけではなく、革新的な方法で手を打ち始めているのでその紹介をしたいと思います。
このサイトを紹介しているだけなので、英語が嫌でない方はこちらを見ていただければ。
アマゾン サステイナビリティ パッケージ
廃棄物ゼロを目指す際の進め方(インターフェース社の事例)
環境による対応をする際に一番に取り掛かるとよいものとして言われているのが廃棄物ゼロです。その進め方はどうするとよいのかカーペットの会社インターフェースの事例を元に紹介します。
CSVとは?CSRとは何が違うのか
マイケル・ポーター教授によって提唱されたCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)は社会課題を解決することによって、社会価値と経済価値の両方を創造する次世代の経営モデルです。CSVがどんなもので、CSRと何が違うのか、企業での事例について紹介します。
CSVとは何か
上記の通りCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)は社会課題を解決することによって、社会価値と経済価値の両方を創造する次世代の経営モデルです。
産業部門(製造業)での二酸化炭素排出量を減らすためのステップ
日本での産業部門(製造業)での二酸化炭素排出量は全体の28%を占めます。その領域での二酸化炭素排出量を減らすためにはどのような対応を取ればよいでしょうか。
この本の中に体系的に書かれていた内容を中心にご紹介します。
ユニクロが環境のために加盟したSACのHIGGインデックスとは
ユニクロのファーストリテイリングが出しているサステイナビリティーレポートを見ると環境サステイナビリティを意識した経営を行うために、自社だけではなく、サプライチェーン全体で対応していく必要があることがわかります。そのためにユニクロは「サステイナブル・アパレル連合」(SAC)の「HIGGインデックス」というツールを使って改善していこうとしているようなので、その内容を紹介します。
kering社の環境損益計算書EP&Lとはどんなものか
経営をしていく上で損益計算書を見ていない人がいないように、数字で管理をしていくことが経営では当たり前です。一方で環境問題はというと、CO2の排出量だけであれば数字で管理することができますが、他の例えば水の利用量や、土地の利用を減らしていくといったことを考えた時に、それぞれの数値で管理していくことももちろんできるのですが、全社員の意識をあわせるというのは難しい面もあると思います。
グッチ、ボッテガ・ヴェネタ、サンローラン、ブシュロン、プーマなどをもつコングロマリットブランドを持つkerning社がそういった問題を解決するためにE P&L(Environmental Profit and Loss Account) 、日本語でいうと環境損益計算書というものを使って管理しています。とてもよくできた仕組みなので紹介します。