気候変動などの環境の問題は重要な問題で昔から言われているのに、あまり状況が変わらなかったり、寧ろそういう問題について表立って意見すると奇異な目でみれるくらいの印象があります。なんでなのでしょう。その理由がわかれば対応のしようがあるかもしれない。
ということで、この気候問題がなぜ、存在しないかのように扱われてしまうのかを色々な観点から解説した本を紹介します。
サマリ
本書では色々な観点からなぜ気候問題について、タイトルどおり「考えようともしない」ことになるのかが書いてます。
自分自身が問題を起こしている点、明確な敵がいないといった問題の構造的な難しさ。
個人がやることのインパクトの小ささなどによる、モチベーションを保つ難しさ。
自分ごととして捉えづらいコミニケーションのとり方などが問題としてあげられています。
その結果、どうすればいいかわからないから周りの人がやってる通にするということになり、解決が進まない。という構造です。
この本の考え方は気候変動などによらず色々な問題に応用できそうです。